宮城県の宿根草の草花生産者のはるはなファームさんとボタニアンのチームで

八ヶ岳の園芸展示会や生産者さんの売店、庭をまわりました。

そのなかで、はるはなファームさんのご紹介で

恵泉蓼科ガーデンを見学することができました。

 
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標高1150mに位置する敷地面積3200坪のガーデンは、
1985年に恵泉女学園の研修施設としてにつくられ通常一般公開はしていません。


長いこと訪ねてみたいなあと思っていましたが、

学校の研修施設のお庭とあるので形式的などちらかというとフォーマルな庭なのかなとも
勝手に想像していました。


そして、実際の庭は、

心に沁みていくような感情を揺さぶる、尊い庭でした。




自然との調和がなされて無理がなく目に映るもので不自然なものはありません。

四方に伸びる樹形や、周りの景色とつながる庭の成り立ち、

広々とした間の取り方、

余裕があって落ち着きます。


そして、生き物である樹木や植物に対して、人の手が加わって、
深い洞察力と
惜しみない情熱と愛情によって手入れがなされて成り立っているお庭でした。


ガーデンは成り立ちとして「英国式ガーデン」を骨格にして作庭したと説明にありますが、
同時に重要視されたこととして、
その土地の自然を受け入れ、自然素材の使用やその場の環境になじむ植物で
構成された
その土地由来の「ガーデン」であること。


ボーダー花壇があるから、イコール、英国式ガーデンなのでなく、日本の長野県にある美しい庭でした。


そして、今現在に至って先代の想いや歴史を引き継ぎつつ

長年管理に携わっている小澤文子さんの
「小澤さんのガーデン」に変容しているのではないか、
とさえ感じました。


小澤さんの信念や情熱、精神性など見えないものが蓄積してふつふつと湧き水のように
滲み出てきているようにも見えたからです。


そういった点で尊いものを感じたのかもしれません。


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ちょうどグラスがきれいな季節でした


はるはなファームさん、小澤さん、このたびは貴重な機会をありがとうございました。 



botanian 中野