カフェ2


ボタニアン有福は、20年前、ホームセンターで花を

売っていました。(そんなに経った?(-_-;))

この時はいわゆるガーデニングブーム! 

日本人の体のサイズに合いにくい、

イギリスのスコップをディスプレイとして?

販売したり、イギリスならヨシ!って

売場作っていました。(それなりに楽しかった)


植物もとにかく飛ぶように売れて、ビオラも

ブルースワール限定で100c/sとか普通に頼んだり。

狭い日本でもっと飾りたいなら、壁も、塀の上も

全て花壇にしましょうって、プラスチックコンテナと

ふんだんの一年草を、業界は売り続けました。

(物を否定しません、業界の方向性の話です)


お花が鉢でありすぎて、癒してくれるはずの

植物に水をやらねばと、旅行にも行けません。(汗)

その結果・・・・今は、だいたい、ゴールドクレストを

抜いて、プランター等の産廃撤去から

お庭づくりがスタート。


ガーデニングブームはブームで文化にならなかったね。 

誰かが言っていました。

ガーデンの楽しさの入口は一気に紹介できたけど、

その奥が用意されていなかった感じですね。

この時点で植物に興味を持った方の半分の方は

飾る事をやめてしまいました。




時間の経過とともに、提案も少し追いついてきて、

宿根草を中心に育てる生産者さんも、

提案する販売店さんも出てきて、

多くの品種を買えるようになってきました。

しかしながら、流通の問題で、どの品種も3.5寸の

ポットからちょろっと葉が出たくらい。

まさかこのアカンサスが、植えたら1m以上とは

だれも思うまい・・・って感じです。


このころ有福はガーデナーになります。(変っ身!)

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未熟ガーデナーの有福は色々な方の

話を聞く機会にも恵まれました。


「ガーデニングとは、住まい手自らが、庭を楽しむ事だ」

花を植える事がガーデニングかと思っていたのに、

精神的な話だったのです。昔の庭は造園屋さんが

景色をつくって、年に二回ほど管理に来る、眺める庭

でも、ガーデニングは住まい手が庭を楽しむ事。

腑に落ちました。


って事は・・・業界が他業種と戦うためにも力を

入れなくてはいけないのは、皆が楽しめるようにする

ノウハウづくりや、啓蒙のはず。

疲れる一年草を「きれいが正義!」とばかりに

売場全体で紹介してもいけないし、

関東でほぼ、枯れるモノを「宿根です。」

と自信たっぷりに接客してもいけないのです。



若き日の写真まで出して、遠回りしましたが、

ようはそろそろ日本なりのガーデニングの答えを・・・

と、常々思っています。 気持ちが神様に伝わったのか、

素晴らしい方との出逢いがありました。

恵泉のお庭の話でも登場した、

ガーデンを紹介してくださった宮城のはるはなファーム

鈴木さんです。


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この恵泉のお庭では、管理をされている小澤さんが、

この土地にあう品種をしっかり見極めて継続可能な

植栽をされています。だからこれだけの広さのお庭を

一人で管理できているのでしょう。

きっとこのお庭がある蓼科に住んでいらっしゃる

方からしたらこのお庭程のバイブルは他にありません。

これは日本(蓼科)なりのガーデニングの一つの答え

ではないでしょうか。


ボタニアンは鈴木さんと出逢えた事で、

これの関東版をやりたいし、東北版をやりたいし、

近畿、中国、九州、北海道、それぞれの

地域版をやって、ノウハウを整理してみんなが

もっと、植物を楽しみやすくしたいと思っています。

アムソニアは、関東の半日陰でも

宿根率95%だけど、アルケミラモリスは関東では

蒸れで70%だめになるよ。とか、

ソルガストラムは、4時間以上の陽当たりで

水はけ良ければ、むしろ増えるよ。

とか日本のペニセタム、力芝はルドベキアと

組ませてもきれい!とかしっかり研究した

ノウハウと共に植物を提供したいって壮大な

目標になっています。もちろん一気に

全部できないと思うので、まずは

このあたりの品種で、この地域で実験とか

少しづつにはなると思いますが、大きな意味のある

ミッションを成し遂げるチャンスだと思っています!


それがLaboratory Garden  ラボ・ガーデンです。


まずはきつくなってきた南向きの植栽のために、

「関東」 「東北」 ぐらいで 「グラス」 「宿根草」

あたりから狙いたいなあ・・・・って。





人生の「秋」を感じるこのごの有福からでした。

長文失礼しました。